国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の野口聡一さん(44)が6日、余暇の時間を利用しての「おもしろ宇宙実験」を行い、公募で選ばれた3種類の物理実験を行った。終了後、野口さんは「宇宙でもすべての動きが物理の法則にのっとっている」と話した。
野口さんは普段着姿で日本実験棟「きぼう」の船内実験室に登場。地上と交信しながら、無重力で宙に浮いたハンマーを回転させて重心の位置を調べるなどした。
また、約45リットル入りの水タンクをひもで引っ張る「作用反作用の法則」の実験では、ひもを引くたびに野口さんが水タンクへと引き寄せられた。野口さんは「地上ではずっと引っ張りたくなるが、宇宙でやると引くたびに体が(水タンクの方へ)加速していく」と話した。
映像は8日にも宇宙航空研究開発機構(JAXA)のホームページで公開されるほか、小中学校などでの理科教材用に加工し、希望者に配布するという。
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